「んっ‥‥ あ‥‥ふっ‥‥ ダ‥ダメ‥」

小さく声が漏れています。

万年筆の出入りは、初めに比べて周期を増しています。

それでも、入るときは、まるでじらしているように、ゆっくりと潜り込みます。

「ふっ‥‥あふっ‥‥ ふぅぅっ‥‥」

今までになく、深く、万年筆を食い込ませました。

腸の内壁に先端がえぐり込みます。今までとは別の、痛みにも似た鋭い快楽が走ります。

苦痛にも似た歓喜の表情をあげながら、◯つきちゃんは肛門に万年筆を深く食い込ませたまま四つん這いになりました。

口をOの字にあけたまま、お尻を高くかかげます。

部屋に差し込む日光が、そのむき出しの臀部にそそぎ込まれています。

あまりの興奮状態に◯つきちゃんは気がついていませんでした。

隣の部屋から寝息がとだえている事を。


「◯つき‥‥‥」

襖の開いた音に、我に帰りながら見たのは眼鏡をかけたお父さんの姿でした。

「お‥お父さん」声にならないつぶやきを上げて◯つきちゃんは立ち上がろうとしました。

『ぬぷっ』

音がしたような軌跡を残して万年筆が畳の上に転がり落ちました。

「ソ‥ソレ‥‥ お父さんの万年筆じゃないか‥‥ ◯つき‥ そんな‥そんな物で一体何を‥」

◯つきちゃんはうつむいたまま、顔を真っ赤にして答えられないでいます。

考えていた最悪の事態になってしましました。

みつかったらああ言おう、問い詰められたらこう言おう。

考えていた事なんて、全く口からは出てきません。

今にも死んでしまいたい位の羞恥心があふれます。

「◯つき‥は‥‥ ◯つきは‥ 父さんの大事な娘だ、、、 大事な」

うわごとの様にお父さんがつぶやきます。

そっと上目つかいにお父さんを見ると‥なにやら幽鬼のように立ち尽くしています。

◯つきちゃんは恐怖のようなものを感じました。

まさにその時、◯つきちゃんのお父さんはまさしく幽鬼にとりつかれようとしていたのです。

「お父さん‥‥」

お父さんの突然の行動に◯つきちゃんは訳が分からずにいました。

脱ぎ捨ててあったスカートの紐で◯つきちゃんの両手を柱にくくりつけました。

「◯つき‥は‥‥ 父さんの大事な娘だ、、、」

うわごとのようにくりかえす父親の姿に◯つきちゃんは何も出来ずにいます

お父さんの両手が◯つきちゃんの両足を割って、まだ濡れそぼっている性器に顔を近付けた時

はじめて◯つきちゃんは大きな声をあげました。

「ヤ‥ヤダァ!! お父さん、、やめてぇ!!」

お父さんは眼鏡の奥からじっと◯つきちゃんの顔を見据えました。

「いいかい、◯つき。 ◯つきのココは将来赤ちゃんを生む大事な大事な所なんだ。」

「だからいいかい? これからお父さんが◯つきのココを丹念に調べてあげるから」

「いいかい、いくら気持ちがいいからって、あんなモノ入れちゃダメだよ‥」

言葉の内容とは裏腹にお父さんの声はいつもどうり。やさしく◯つきちゃんを諭すようでした。

「おとうさん‥ちがう‥ソコは‥‥」

◯つきちゃんは本当の事を言おうとしました。 でもそれは逆にお父さんをもっと怒らせるような気がしました。

お父さんの舌が、◯つきちゃんの未開発の性器の淵に侵入してきました。




「ア‥イヤァ‥‥ イヤァ‥!!」

お尻の穴とは全く別の。 甘美な、それていて刺激的な快楽が◯つきちゃんの下半身に流れました。

お父さんの舌は、◯つきちゃんの性器の形を確かめるように、丹念に動きを続けます。

先ほどまでの刺激がまだ◯つきちゃんの肛門には残っています。

腰の奥にたまっていた熱いうねりが、お父さんの舌の動きにあわせて

股間からほとばしっている様な錯覚を◯つきちゃんは覚えました。

「イ‥イヤ‥‥ お‥おとう‥さん そ‥ソコ‥ いや‥」

感じた事の無い刺激的な快楽を隠すように、否定の声を◯つきちゃんはあげました。

お父さんの舌の動きが続けられるごとに、その声には哀願にも似た甘い声に変わっていきました。



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