深々とした闇の中。。。。。
木々や小鳥達。
人の手で造られながらも、無機質さを感じさせない草地や小高い丘たちもが‥‥
やがて来る、やさしい朝焼けを期待するかのように、まるで息を止めて、その瞬間を待ち望むように静まった‥‥「闇と光の交わる領域」

その世界の中に。まるで間違って迷い込み、早足で出口を探すような足取りで歩く人影があった。
かついだゴルフバッグの重みに、その小さな体がよろけそうになりながらも、クラブ同士が当たって立てる物音すらたてさせない。
まるで、木々や鳥たちにすら、自分の存在を悟らせないように‥‥‥







遠目にみれば、それは幼い少年の姿をしていた。
しかし、
この薄闇の中でも際立って浮き上がる金髪と、陶磁器のように光を浮かばせる白い肌は‥‥
まぎれもない少女のものだった。













->





--- END OF PAGE ---