揖斐・谷汲線 訪問記

谷汲にて小休止中の758号

1997/12/14 更新


9月27日に岐阜にて所用があり、ついでに未乗である名鉄の揖斐・谷汲線に乗車することにし、近鉄上本町→伊勢中川→桑名→大垣→揖斐という経路で揖斐入りしました。
ここでは、当日の様子を僅かですが御紹介しようと思います。

● 本揖斐

近鉄養老線・揖斐駅からは名阪近鉄バスにて15分の距離にある名鉄・本揖斐駅。
ご覧の通り、独特の屋根形状をもった立派な駅舎ですが、駅員は無配置となっています。駅舎内部は見た目よりも狭く、正面から入ると申し訳程度の待合室があるだけで、左手にすぐホームが見えます。駅舎内の間取りは喫茶店が約1/2を占めており、残りの1/2を駅事務室(空き部屋)と待合室が分けている形となっています。
【 名鉄・本揖斐駅 】
(↑画像上をクリックすると近影がご覧になれます)
【 本揖斐駅・754 】 ● 本揖斐に停車中の754

本揖斐駅のホーム構造は1面2線となっていましたが、片側の線路については列車の発着には使用されてないようで、軌道こそ残っているものの架線は無く、その敷地は名鉄直営の契約駐輪場となっていました。
ホームにて待っていますと、5.6人の乗客を乗せた754号車が到着。これに乗って谷汲線の分岐駅である「黒野駅」に向かうことにします。
● 754号車内

本揖斐−清水 間を走行中の754号車内の様子。
さすが昭和ヒトケタ生まれだけあり、板張りの床や側窓周りの凝った造作などなかなか味のある車内だったのですが、化粧板が原形のニス塗り仕上げでなく塗料で塗られているのは少し残念ではありました。
目的地の黒野駅までは中間駅2駅、約10分の距離です。乗客は私と同じくレイルファンと思しき方が2名、地元の方が5名(何故かバテバテの女子高生1名を含む^^;)の計7名で、全員が終着の黒野までの乗車でした。(途中2駅での乗降は無)
【 黒野・758 】 ● 黒野に停車中の758

黒野に到着すると、すでに3番線に谷汲行きの列車が停車中でした。先程、乗ってきた本揖斐からの乗客は、私以外の全員(^^;が2番線の折り返し忠節・岐阜市内方面行きの列車に乗り換えたようです。
谷汲行き列車の車内は、忠節方面から来たと思われる乗客の8名が乗車。客層は、お年寄りがほとんどでした。(たぶん谷汲山の某寺への西国三十三所参りでしょう)
谷汲へは中間駅7駅、約25分の距離でしたが、本揖斐−黒野間と違い、途中駅の乗降も少しばかりありました。車窓風景は、長良川沿いに走行するためなかなかの眺望で飽きさせることがありませんで、どことなく廃止になった野上電鉄のそれを思わせてくれました。
● 谷汲に停車中の758

ここで本揖斐からの運賃を払い、一旦ラッチ外に出ます。以前は、趣のある駅舎であったそうですが、建て替えられて新しい駅舎となっていました。
再びホームに戻りますと、先程運賃を支払った運転士氏がベンチに座って待機しておられ、再びホームに戻ってきた私の姿を見て一瞬不思議そうな顔をされましたが、カメラを構える姿を見るにつけ、「乗り潰しに来た」ということを理解されたようです(^^;
なおホーム構造は1面2線ですが、本揖斐と同じく未使用側の線路は残っているものの、片側のみの使用となっていました。
【 谷汲駅・758 】
【 513−512・黒野 】 ● 黒野に到着した513−512

谷汲から黒野に再び戻り、ホーム上で岐阜市内方面の急行を待っていると、駅事務室から2人の助役さんがフライキを持ってホーム上に上がってきました。会話を聞くと、ベテラン風の助役氏が「停車位置が少し違うから...この辺で停止の合図を...」などと若手の助役氏にレクチャーしているので、780系が増結して2両でやってくるのかと思いきや、忠節方面からやってきたのは、780系ではなく何と510系の2連!!
「岐阜市内まで楽しく行ける」と喜んでデジカメで写真を撮っていたところ、何と電池切れ(T_T)車内も是非撮りたかったので、駅前のカメラ屋に駆け込み電池を調達しに走りました。急いで戻ると、510系の停まっているホームに向かう為の構内踏切は既に鳴っており、510系は目の前を発車していきました(泣)アララララーー
さすがにこの悲劇には、暫くの間、放心状態になってしまいました(^^;
車庫の方を見ると、もう1両の510系(514?)が留置されており、「出てきてー」と念じましたが、さすがに出てきてくれませんでした(^^;
● 黒野に停車中の784と754

510系に次いで来たのは、打って変わって510系と70年以上も新しい(^^;新鋭の780系。
まぁ、これ以上待っても3両しかいない510系ですから、岐阜駅前で折り返してくる512−513が戻ってくるまでは来ない訳で、時間も無かったことからこれに乗って岐阜市内へ向かう事にしました。
初乗りのインバーター車は、録音することにしているのでDAT(7年前から愛用^^;)を取り出して録音。音は、いかにも東洋電機製という感じで在阪の私鉄の車両で例えてみると、阪急の8300系初期車両の変調を2倍速で早回しにした感じでしょうか...ただし、発車時に1,2ノッチでゆっくりと加速するとまるで8300系の初期車と聞き間違えそうです。
あと、車内の化粧板が阪神8000系(8211F〜35F)と全く同じ柄なのに気が付きました。
【 780系「急行」と754号「本揖斐行」・黒野 】

● 忠節駅で見られた車両達
750系両運車の片運転台バージョンの700系「この電車は発車しません」の運行板?付き 市内線専用車の370系

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