リニューアル 5010F 運用開始
(速報版...)



青白色の前部標識灯を点灯させ発車を待つ 5061

2001/09/30 更新


昨年の10月より運用を離脱し、アルナ工機に里帰りして大規模な再更新を行なっていた 5010Fがこのほど出場し、9月30日より運用を再開しました。
長期に渡って更新が行なわれていたこともあり、制御装置の変更もなされているのではないかと予想されていましたが、今回は見送りとなり?中間運転台の撤去を含む車内の全面改装及び、冷房装置の更新、パンタグラフのシングルアーム化等が実施されました。
その中でも、前面スタイルの意匠変更、運転台撤去部の処理、HSC車にも及んだ塗装の変更は、今後の更新工事のプロトタイプになろう大きなトピックと言えそうです。
以下、運用初日の同編成の様子をお伝えします。

M'c
5000
< M
5500
T
5570
T
5550
M'
5520
< M
5500
T
5570
Tc
5050
CP
yMG
R CP
yMG
R
*5010 - 5510 - 5580 - 5560 - 5531 - 5511 - 5581 - 5061* 非通,旅案
旧5660 旧5060 旧5011 旧5661
1968.8 1971.6 1968.8 1968.8 1971.6 1968.8

●7000系と並ぶ(西宮北口)


梅田730発から 夜まで特急で阪神間を往復する予定でしたが、トラブル?が発生したのか、2往復目半ばで(西北・上り1005)にて車両交換されましたが、点検の結果 再度 出区(西北・上り1435)し本来のスジに復帰しました。(点検中は、前日の撮影会で同編成と並んだ同友の5000Fを投入)


写真は、7104と並ぶ5061。
運転台のレイアウト。配色も若干変更されている為、乗務員の方の間でも話題になっているようです。


● 一新された前面スタイル

前照灯、標識灯共に8000系列で採用されているものに変更されました。標識灯については、前部標識灯が青白色のもの(HID?、、白色LED?、昼光色の白熱灯?)に変更されています。

貫通扉も窓部分が下部に延長されたものに交換され、ワイパーも自動化されています。窓時代の天地寸法は8000系列のそれと同じようですが、ドア自体の高さと窓配置の低さも兼ね合い、車番がかなり低い位置に配置される結果となりました。

角に付いていたステップは撤去され、MC両窓下にステンレスの取っ手を新たに設置、ステップも大型化の上でステンレスの飾りが付けられています。

ジャンパ受け、空気接栓は表面上は撤去され、新設計のスカートが新たに設置されました。

幕についてはワイパー作動装置のスペースの問題?からか、従来通りのままとなっているようです。
● HID???採用の標識灯

青白色の前部標識灯。
かなり明るい光を放っており、サブの前照灯としても使えそう?です。
HIDなのか、はたまた昼光色の白熱灯か見ただけでは不明です。
出っ張った標識灯台座の上に付けられているので、8000系列と違った印象を受けます。


● 化粧板の配色 等

車内化粧板は8000系列で採用された濃いマホガニーが基調となっていますが、貫通部の壁面と乗降ドアに関しては更に濃い色調(ブラウン)のものが配色されています。

貫通面の処理は 左の写真の通りになっていますが、角に付けられていた消火器が貫通面への収納式になり、車番プレートがひと回り小さいものになっています。

「ナニワ工機 昭和43年」と刻まれた製造銘板、検査標共に姿を消している他、路線図、車内の注意ポスターがそれぞれ枠入のものからシールのものになっているなど、シンプルな貫通面になっています。
メーカープレートについては 、「アルナ工機 2001」と刻まれた更新銘板が付くという話もありますが、詳細は不明です。


● 変更された床模様

床の模様は、明色系のが2色調で採用され車内を引き締めています。
M車にあるトラップドアは取手の形状が変更されています。

座席は、袖きり付、蹴込板がブロンズ着色のものと、最近の更新車と同内容になっています。

側引戸レールに付いては、2200系まで続いていた塗り仕上げのものからステンレス地仕上げのものへと交換されています。
● セミコンパートメント席!?


注目の運転台撤去部分の座席です。
仕切り部分に移設出来ない配電関係の機器が納められている?為か、縦桟が撤去されている以外 仕切が大部分残っています。

運転室部分には2人掛けの座席が向かい合って設置されており、乗務員扉跡には自動開閉窓と新設の棚が設置されています。

ここに一度座ってみましたが、設計意図はともかく 昔よく阪急の車内を称える時に言われた「走る応接室」を感じさせるスペースに仕上がっています。
以前よりアナウンスのある京都線新特急車のセミコンもこのような感じになる?のかもしれません...

⇒セミコン席(1)
何故か側面にもアンゴラ地布が配されています。
可斑式の中間運転操作機を付けるコネクターが納められた蓋があります。
⇒セミコン席(2)
台形の座布団と、両側面のアンゴラで雰囲気はまるでソファーです(笑)
● 運転台撤去部分外観

外観は3300の撤去車と同寸法になっています。
アイボリーカラーの塗りは側面と同レベルで回り込んでいます。

つり革が外から見ても低くなっているのがよく分かります。

左が5531(旧5011) 右が5560 (旧5060) です。
冷房能力の増強されたRPU-3018 複層ガラスが採用され天地拡大化されたドア

(以下、次回...)


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